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ティファニーの1837リングシリーズの魅力を今回ご紹介させていただきます。

 

世界五大ジュエラーのひとつに数えられる「ティファニー」。1837年に、ティファニーの創業者チャールズ・ルイス・ティファニーと友人ジョン・B・ヤングが、「ティファニー＆ヤング社」を立ち上げたのが始まりです。もともとは文房具や装飾品を扱っていましたが、米国を代表するジュエリーブランドに成長しました。ティファニーが用いていたプラチナやシルバーの純度基準は、米国の公式基準として採用されています。

チャールズ・ルイス・ティファニーは、「キング オブ ダイヤモンド」と呼ばれたほどのダイヤモンドへの情熱の持ち主でした。ティファニーが生みだしてきた数々の美しいダイヤモンドは、現在でも世界中の人々を魅了しています。

1886年には、「ティファニーセッティング」と呼ばれる、ダイヤモンドを６本の小さな爪で支えるダイヤモンドリングのデザインを開発しました。ダイヤモンドを高い位置に留めることであらゆる方向から光を取り込むことができ、ダイヤモンドをより美しく輝かせることができます。1999年には、「ルシダ」と呼ばれる新たなダイヤモンドのカット法も発表されました。

さらに、2012年には、創業175周年を記念し、「ルべドメタル」と呼ばれる新素材を発表。ローズピンクのヌーディなカラーは、肌にさりげなくなじみ、多くの女性たちを魅了しています。ティファニーのクラフトマンシップと斬新で美しいデザイン、輝くダイヤモンドやジェムストーンは、多くの人たちに愛されてきたゆえんでしょう。

そんなティファニーの美しいコレクションの中でも、スタンダードな人気を誇るのが「1837」コレクションです。1997年に、創業160周年を記念して発売されたコレクションで、ネックレスやリング、ブレスレットやピアスなどがあります。滑らかなフォルムや、ブランド名「T＆Co」と創業年「1837」の刻印が特徴です。限定版には、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーの署名が刻まれています。

素材は、スターリングシルバーから、チタンやルべドメタル、プラチナやゴールドまであり、ダイヤモンドやサファイヤがついたデザインのリングもあります。スターリングシルバーとは、銀の含有率が92.5%のシルバーのことで、「925」とも呼ばれ、高品質シルバーであることの証です。ゴールドは18K（750）で、ホワイトゴールドやローズゴールドなど、色味によって印象がかわります。

　ティファニー1837　ナロー　スターリングシルバー

スターリングシルバーで作られた1837シリーズのナローリングは、ティファニーの創設年が刻まれた定番人気のレディース指輪として選ばれています。
シンプルなデザインでありながら長く愛され続ける理由のひとつに、指輪の中心にかけてくぼんだ滑らかなカーブのラインが女性の指をより美しく見せてくれること、があります。
さらに、トレンドに左右されないスタンダードなデザインが、世代を問わず多くの女性を虜にしているため、自分用やプレゼント、ペアリングと幅広くおすすめできます。

　ティファニー1837　ナローリング　ミッドナイトブラックチタン

 

　ティファニー1837　ナローリング　ルベドローズゴールド

Rubedo®メタル。ナロー。ティファニーの創業175周年を記念したデザイン。Rubedo®メタルは、夜明けの光にインスピレーションを得た繊細なバラ色の輝きを放ちます。

 

シンプルながらアイコニックなデザインは、年齢や流行を問わず身に着けられ、どんなファッションにも合わせやすいのが魅力です。ティファニーは多くの女性の憧れの的ですが、1837リングには比較的安価なシルバー素材のタイプがあるため、ファーストティファニーとして選ばれることが多いでしょう。チタンのブラックは男性にも人気があり、1837リングのデザインは男性でもつけやすいため、ペアリングとして選ばれることも多いです。特に、高級素材の指輪は、結婚指輪としても選ばれます。

インターロッキングサークルリングは、2つのリングがつながったデザインの指輪です。2つのリングがクロスしているため、華奢な印象を演出してくれますよ。2つともスターリングシルバーのデザインや、シルバーとルべドメタルの組み合わせ、シルバーとイエローゴールドの組み合わせなどが人気です。4mmのナローリングや7mmのミディアム、12mmのワイドなどがあり、太さによって印象も大きく変えることができるので、どの方にも身につけやすいかと思います。2つのリングがつながっていることから、「強く結ばれた愛」や「2人の愛の証」という意味で、贈り物にも向いていますね。

 

ティファニー御用達な人によっては「1837」シリーズを集めている人も。シルバー素材ゆえに、やはり時々はお手入れも大事で、長らく愛用すると「1837」らしい味も出てきます。

シンプルなシルエットなので、普段使いだけでなく、ちょっとお行儀よく過ごさなければならない時でも派手すぎずにつけることができそうですね。

 

 

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栗山　龍二