チュードル クロノタイム 79180 買取


商品分類 | チュードル |
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買取金額 | ¥/720,000 |
~クロノタイムの歴史~
◆Ref.94xx系◆
1976年に初めて自動巻きクロノグラフ発表しクロノタイムのペットネームがつけられました。
厚みのあるETAバルジューcal.7750を搭載しているので、
非常に特徴的な極厚ケースで、日本ではカマボコケースと呼ばれております。
この初代クロノタイムはプラスチックベゼルの9420/0・回転ベゼルの9421/0・ステンレスベゼルの9430/0の3種類で、
ダイヤルカラーは黒と白の2種類となっております。
そして1978年からクロノタイムと呼ばれる前のクロノグラフであったモンテカルロを彷彿させる文字盤は追加されます。
外周がカジノのルーレットに似ており、ダイヤルカラーは黒・グレー・青です。
またこのダイヤルにはOYSTER DATEの表記が無く、
AUTOMATIC CHRONO TIMEと表記されているのも特徴です。
◆Ref.791xx系◆
そしていよいよマイナーチェンジが1989年にあり、今回の時計791××系になります。
まずモンテカルロダイヤルの廃止、青のプラスチックベゼルも廃止となりました。
またリファレンスが大きく変わります。
スラッシュを廃止し、5桁目に末尾のケース素材を表す数字と合わせて5桁のリファレンス番号に移行。
さらにここからは細かい変更になりますが、
クラスプが王冠の3連ブレスレット7836からクラスプが盾3連ブレスレット78360へ変更となりました。
バリエーションはプラスチック黒ベゼルの79160、回転ベゼルの79170、SSベゼルの79180です。
そしてこの791××系には前期・後期の文字盤があり、
前期にはカレンダー表記に枠があり、T SWISS T表記、インデックスバーが台形。
後期はカレンダー表記に枠が無し、T SWISS MADE T表記、インデックスバーが長方形です。
◆Ref.792xx系◆
最後に792××系。
クロノタイムでは20年近くカマボコケースを採用しておりましたが、
1995年ごろ大きく変わります。
カマボコケースをやめ、デイトナにかなり寄せた美しい丸みを帯びた形状になります。
さらにシルバーダイヤルが登場し、従来のプラスチックベゼルのモデルで採用されていたベゼルインサートもアルミ製へ変更しております。
風防に関しても今まで採用していたプラスチックからサファイアクリスタルへと変更となりました。
他にもレザーストラップ+Dバックルも新しく追加されています。
バリエーションはアルミベゼルの79260、回転ベゼルの79270、SSベゼルの79280です。
もう一つ大きな変更点として外装パーツに刻印されていたロレックス王冠マークが
チュードルの盾マークに変更となってしまいました。
これはクロノタイムのモデルチェンジと同時ではなく、モデルチェンジ一年後に変更です。
王冠マークがあったのはリューズ、ケースバックで、
裏蓋の刻印についても”ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA”から”TUDOR PRINCE GENEVA”へと変更となっております。
リューズももちろん盾マークに変更されました。
さらにその後程なくして792xxPへマイナーチェンジされ、今までずっと3連だったブレスレットが5連に変更されました。
他にもラグ部分がポリッシュ仕上げに変更されるなど細かな変化が見られます。
この時の変更でREF番の末尾にPが付けられました。79260Pみたいな感じです。
◆番外編タイガー・ウッズとのコラボ◆
1998年、チュードルがタイガー・ウッズの公式スポンサーになったことでクロノタイムに限定ダイアルとしてコラボレーションしました。
具体的な仕様の違いとしては12時のインダイアル下部に”TIGER”と書かれているだけ。
このタイガーウッズとのコラボはクロノタイムだけではなくハイドロノートなどでも登場していて、当時はかなりの人気でした。
カラフルなダイアルが数多く登場し、青・赤・黄など今までには無かった文字盤がかなり売れたようです。
タイガーウッズのスキャンダルや、タマ数が多いため今では不人気モデルとなっています。
またこちらも番外ですが、ディスコンが近いこの時期にコンビモデルも登場しております。
プラベゼルと回転ベゼルのみ存在しているのですが、
プラベゼルはインサートが黒からゴールドへ、
回転ベゼルもインサートがゴールドになってます。
ダイアルはタイガーとノンタイガー両方にあり、
ブレス仕様は存在せず、レザーストラップ+Dバックルのみだったようです。
タキベゼル仕様が79263Pで、
回転ベゼル仕様が79273Pです。
どちらも生産された数が極端に少なくご存知の方も少ないかと思います。
そして後半にバタバタとあり2003年にディスコンとなりました。
~今回の買取について~
今回買取させていただいた79180は、
シルバーの前期ダイヤルだったのですが、ギャランティが付属品としてありましたので
高価買取となりました。
やはりブラックダイヤルに比べれば買取価格は若干安いのですが、
当店であればこの金額です。
もしチュードル・クロノタイムの売却でお困りの方は一度当店にご相談を。
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TEL:03-5579-5701