定価越え王道モデル、リシャール・ミル　RM011-03　フライバッククロノグラフ/Flyback Chronograph の買取ならBELL（ベル）

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今回ご紹介させて頂くのはRICHARD MILLEリシャール・ミルの定価越え王道モデル、リシャール・ミル　RM011-03　フライバッククロノグラフ/Flyback Chronographのご紹介です！！

RM011-03　フライバッククロノグラフ/Flyback Chronograph

2007年の発表以来、さまざまなコラボレーションモデルや限定モデルのベースとなるなど、不滅の人気を誇るRM011の後継機であるRM 11-03は、リシャールミルの代表作であるラファエル・ナダル・モデル、RM 35-01で初めて披露されたカーボンTPT™ケースを使用しております。

このケース素材とケースデザインは、構造的な完成度も非常に高く、「驚くほど軽く、驚くほどに堅い」というリシャール・ミルのスポーツウォッチ・コレクションの特徴を究極的に極めることになりました。

コアなリシャールミルファンの方は周知かと思いますが・・・、カーボンTPT™はカーボンファイバーを分離して得た並列の繊維層を何枚も積み重ねた新素材で、30ミクロン弱の厚みしかない各層に樹脂を浸透させたうえ、特殊な機械で2つの層の横糸の方向を45度ずらして織り込むことで、銘木の風合いが生まれています。そこに6バールの圧力をかけて120度で熱処理したカーボンTPT™は、リシャール・ミルのケースファクトリー「プロアート」でケースに仕上げられます。カーボンTPT™は、破壊応力と微小亀裂の発生率で、それぞれ25%と200%も性能が向上しています。

実はこれらは、F1マシンや宇宙ロケットに用いられる最先端の技術であり、それらを40～50mmの時計に集積するという発想がまさに究極であり、それぞれのモデルが高額となってしまう理由の多くはそのためなのです。

リシャール・ミルの今後のメインモデルとなることが決定しているRM 11-03のもうひとつの特筆点は、新作RMAC3キャリバーを立体構造に仕上げ、その複雑な仕掛けを視覚的に前面に押し出したそのデザイン性でしょう。

此方のモデルも定価が￥17,172,000（税込予価）に対し、現在販売されている価格が2800万円を超えております（2020年8月現在）一年単位で販売価格が上昇してきているモデルなので、かくいう私も11-03に関してはこじんてきに非常に欲しいモデルであります・・・・・・・・・。

抜群の人気を誇った「RM011/フェリペマッサ」の後継機種にあたる 2017年NEWモデル「RM11-03」 『時計のF1』をコンセプトに、2001年にリシャール ミル氏が創業したリシャールミル。コストや、その他の妥協を一切許さず、発表時最高の技術と素材を惜しみなく投入して作られた時計は、現在でも世界中の時計ファンを魅了し続けております。

レーシングカーからインスパイアされたデザインは前作よりも更に力強く、スポーティーかつダイナミックな印象
フライバッククロノグラフ、カウントダウンシステム、アニュアルカレンダー等、複雑機構搭載の技術力は勿論ですが、ツインバレルによる55時間のパワーリザーブ、オーバーサイズデイト表示、50M防水等、実用性が高いこともユーザー目線な魅力であります。

ケースに使用されているカーボンTPTとは、30ミクロンほどのカーボンファイバーを樹脂に浸透させ、特殊な機械で2つの層を45度ずらして作られているそうです。妥協なく妥協なく進化を追い求めるリシャールミル、流通数が断然に少ないのも頷けます。だからこそ、ユーザーの心に響くまさにラグジュアリースポーツの頂点と言っても過言ではないでしょう・・・・。

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栗山　龍二