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ロレックス GMTマスター 16750 買取

商品分類 アンティーク ロレックス
買取金額 ¥1,450,000

~GMTマスター開発史~

まずは押さえておきたいですね。

GMTマスターが開発されたのは1950年代は、国際線の航路が盛んに開拓された時代でした。

当時ローカルタイムとホームタイムの2つのタイムゾーンを表示出来る腕時計を探していたアメリカのパン・アメリカ航空が、

ロレックスに国際線パイロットの為の腕時計の開発を依頼したのがはじまりと言われております。

そして1953年にハンス・ウィルスドルフの原案に基づいて開発チームが組織され、

54年に完成したといわれております。

そうして発表されたのが翌55年に発表されたREF.6542です。

~GMTマスター REF.6542~

GMTマスターのファーストモデル。

製造期間が極端に短く(1955年~1959年)、公式時計として供給されていたことや、

24時間目盛入りの2色ベゼルディスクがプレキシガラス製だったこともあり、状態の良い個体はさらに少なくなっております。

REF.6542はリューズガードが無く、GMT針の先端の三角マーカーが小さい事などが特徴。

ムーブメントにはCal.1030にデイト表示とGMT機能をプラスしたCal.1036を搭載。さらにこの改良版であるCal.1066を搭載したものもあります。

 

~セカンドモデル REF.1675~

アルミニウム製ベゼルディスクを採用したセカンドモデル。

リューズガードもこのモデルから追加されており耐久性もアップ。

ムーブメントにはCal.1570ベースのCal.1565GMT、およびCal.1575GMT を搭載しております。

製造期間は1959年~80年頃までとロングセラーウォッチです。

文字盤のマイナーチェンジがかなり多く、詳しく書きたいところですが、次の機会に。

 

~REF.16750~

GMTマスターの3rdモデルとして1978年に登場したのがこのRef.16750です。

実用性が大きく向上した一方で、クイックチェンジ機能の不具合が結構報告されており、

その点はしっかり確認してから購入したいですね。

ムーブメントが3000系キャリバーになり高振動化しています。

この3000系キャリバーは精度の安定性が高く、

ハック機能や日付を手動で早送りできるクイックチェンジ機能などが備わっております。

その他、防水性能が100mとなっており、

実用性がこれまたアップしています。

同時期に、Ref.16758の金無垢モデル、Ref.16753のコンビモデルもリリースされている。

製造期間は1978年~89年頃までで、

ちなみにこの同時期にGMTマスターⅡ、16760が販売されておりますが、

Ⅱなので次の機会に。

~GMTマスター最終モデル REF.16700~

GMTマスターの最終モデル16700です。

1988年~1999年頃まで製造されており、

82年に進化版のGMT マスターⅡ.16760が登場しましたが、

GMTマスターの上位機種という位置付けだったため16700とも併売されておりました。

~GMTマスター ベゼル~

GMT マスターの16750、16700はここ数年、急激に人気が増し、相場上昇が続いております。

それは現行モデルでは味わえない絶妙なヴィンテージ感で、

それを感じる為に最も注目したいのが、ベゼルだと思います。

6桁リファレンスのスポーツモデルのベゼルではセラクロム製に改められ、これにより耐久性・耐傷性が高まりさらに高級感も増したのは確かなのですが、

アルミニウム製のベゼルが持つ独特の発色や経年による退色を楽しめる点など、アルミニウム製ベゼルを支持する声は非常に多いです。

とりわけ2色ベゼルがアイコンとなっているGMTマスターでは顕著で、青赤ベゼル、黒赤ベゼルのツートンベゼルがラインナップし、

黒以外にも選択肢があることに加えて、いままさに、経年によってベゼルが変色し、

絶妙なヴィンテージ感を醸し出しております。

また現行モデルでは、ベゼルの色とGMT針の色の組み合わせが固定されてしまったが、

5桁リファレンスまでは、気分によってベゼルを付け換えて楽しむことができます。

ちなみに現在のセラクロム製ベゼルではその構造も変わり、専用の工具でなければ取り外しもできなくなりました。

 

~今回の買取について~

GMTマスターのサードモデル、16750!

インデックスをよく見るとわかるのですが、初期の金属の縁取りがされていないタイプの文字盤でしたので高価買取となりました。

ちなみに今回の16750にギャランティはありません。

本体のみでもこの価格!とんでもなく高くなりましたね。

ちなみにこのフチなしの文字盤は製造から3年ほどで、5桁リファレンスのGMTマスターではこのモデルだけです。

ただフチがあるものでもギャランティがあれば同じくらいの買取価格になりますので、

もしヴィンテージGMTマスターの売却を検討されている方は一度当店にご相談を。

 

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